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大谷翔平 ブーイングの中痛烈183キロ二塁打 右手骨折から復帰したフリーマンの先制2ランおぜん立て

スポニチアネックス 2024年8月31日 10時44分

 ◇ナ・リーグ ドジャース-ダイヤモンドバックス(2024年8月30日 フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が30日(日本時間31日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で2戦ぶりの安打とする右翼線二塁打を放った。

 初回は昨季17勝、今季も10勝を挙げ、過去5打数無安打4三振に抑えられている右腕ゲーレンとの対戦。敵地ファンからは大ブーイングを浴びせられて打席に向かった。初球の速球を狙い打つと、114マイル(約183.4キロ)の痛烈な打球が右翼線に飛び、悠々と二塁に到達した。ベッツの遊ゴロで三塁に進むと、右手中指骨折から4試合ぶりに先発復帰した3番フリーマンが左越えに先制2ランをたたき込んだ。

 しかし、先発カーショーがその裏に1死一、三塁から適時打を許すと、満塁から犠飛を許して同点とされた。

 28日のオリオールズ戦の初回に今季4度目、通算10本目の先頭打者弾となる42号を放つと、3、5回にそれぞれ盗塁を決めて盗塁数も42に伸ばし、1998年アレックス・ロドリゲス以来、史上2人目となる「42-42」を達成した。29日のオリオールズ戦は5打数無安打で3戦ぶり無安打に終わったが、2位ダイヤモンドバックスとの大一番で結果を残した。

 MLB史上初の「43-43」へ、いずれも王手。本塁打、盗塁ともにいずれも年間51ペースを保っており、前人未踏の「50-50」もはっきりと視界に捉えている。

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