Infoseek 楽天

川合俊一氏 バレー人気復活の秘策は「広報に権限与えた」こと「注目されると頑張ろう!と思って強くなる」

スポニチアネックス 2024年8月31日 17時4分

 日本バレーボール協会会長の川合俊一氏(61)が31日放送のニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)にゲスト出演。バレー人気復活の秘策を語った。

 川合氏は22年3月に日本バレーボール協会会長に就任。「川合さんが会長になって男子も女子も注目度、全然違う」と指摘を受けると、川合氏は自身の経験から「注目されると頑張ろう!と思って強くなると、昔から分かっていた」とし、「(自身が)芸能が長くて、いっぱい取材とか受けていたので、いろいろな雑誌とか新聞社の人たちに“1回だけでいいから取り上げてくれないか”って。“1回だけですよ!”っていろいろなところが1回だけ取り上げてくれるようになったんです」と説明。そこから広がって、知名度、注目度が上がっていったといい、「注目されているから選手たちも勝たなきゃいけない」という思いもあり、力もついてきて、パリ五輪出場にもつながったとした。

 「今までは練習も全部やる。取材、やるやらないも監督が決めてたんですよ」と川合氏。会長になった時、男・女両監督に「あなたがた2人は強化に特化してくれと。人気とかいろいろなところで出さないと(知名度が)ない人がテレビつけてバレーやってても見ないよ、誰も。この間、何かで見たな、頑張っているなって人気も上がっていく。そうすると、子どもたちも増えて、人口も増えるから」と話したという。

 そのうえで「広報がいますから、広報と監督は上下じゃない。平行、横並びだ、と。練習終わって取材に関してはすべて良い悪いは、監督が言わないでくれ、広報が決めてくれ、と。監督じゃない、広報が決めますって広報に権限与えたんです」と川合氏。「そこからどんどん取材とか入れて、あと男女カメラ入れて試合の裏側とか撮って、そういうのは全部広報権限でやらせて、やたら映像が出ていると思うんです。出ていた方が人気が上がる、というか」と話すと、和田も「知らない人は見ない。知ってる人は安心するからチャンネル止めるもん。それはいい考えだと思う」と納得していた。

この記事の関連ニュース