俳優で歌手の香取慎吾（47）が、31日放送の日本テレビ系「24時間テレビ47」（31日後6・30～1日後8・54）内のスペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん～萩本欽一を愛した女性～」に出演した。
お笑いタレント萩本欽一（83）と、4年前にがんで死去した澄子夫人との夫婦愛を描いた、実話をもとにした作品。
香取自身、同局系特番「欽ちゃん＆香取慎吾の全日本仮装大賞」で、萩本と22年にわたりタッグを組んできた。今回の出演を「参加できてうれしい」と喜び、「お仕事している中でも、本当にいろんなことを教えてもらいましたね。香取慎吾が形勢されている大きな一つでもありますので、すごい存在」と、萩本の存在を熱弁していた。
当時、1週間の冠番組の視聴率を足すと100％を超えていたことから、「視聴率100％」と呼ばれた萩本。笑いに一生懸命になるあまり、家庭を顧みなかった一面もあった。そんな萩本の半生を、澄子夫人の視点も合わせて描いた。
萩本を伊藤淳史、澄子夫人を波瑠がそれぞれ演じ、香取は萩本を半世紀以上も支えるマネジャーという役どころ。さらに草なぎ剛（50）がナレーションを担当した。香取は「結構、欽ちゃんのことを知っている人間だと思っている」と自負し、「こんなことを経験されて欽ちゃんは今に至るんだ」と、萩本の半生に強い関心を示していた。
香取の「24時間テレビ」出演は14年ぶり。05年には草なぎとともにメーンパーソナリティーを務めた。縁の深い番組に、久々に戻ってきた2人。SNSには「24時間テレビに香取慎吾くんが出ていて嬉しい」「草なぎ剛がナレーションやって香取慎吾が俳優やってるっていうのが一番泣けるよ。24時間テレビ」と、喜びの声があふれていた。
また「香取慎吾が欽ちゃんのマネージャー役ってのが胸アツ 仮装大賞の縁があるから」「欽ちゃんのマネージャーが香取慎吾って素晴らしいキャスティングだわ」と、2人の関係性に感激する投稿もあった。