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DFチェイス・アンリ 独1部初のスタメン出場!マインツ佐野との“日本人対決”で奮闘も3―3ドロー

スポニチアネックス 2024年9月1日 0時36分

 ◇ドイツ1部第2節 シュツットガルト3―3マインツ(2024年8月31日)

 ドイツ1部(ブンデスリーガ)シュツットガルトの元U―20日本代表DFチェイス・アンリ(20)が、31日の本拠マインツ戦で移籍後初のスタメン出場。同じく先発出場したマインツのMF佐野海舟(23)との“日本人対決”が実現。試合は3―3の引き分けに終わったが、フル出場で前半に好プレーを連発。移籍3年目の飛躍を期待させる一戦となった。

 フライブルクとの開幕戦で待望のブンデスリーガデビューを果たしたDFチェイス・アンリは、本拠初戦となる第2節マインツ戦で移籍後初のスタメン出場。4バックの右CB(センターバック)として起用された。

 DFチェイス・アンリは待望の先発出場に奮起。前半25分、中盤でMFイ・ジェソンからボールを奪取すると本拠サポーターは大歓声。同30分にはMF佐野の縦パスをカットし、味方の攻撃へと繋げる好プレー。同アディショナルタイムにもゴール前のピンチにスライディングタックルで決死のシュートブロックを見せた。

 後半開始早々には相手の肘がぶつかり左目の下付近から出血するアクシデントに襲われたが、ピッチの外で治療を受け試合に復帰。後半17分には自らのパスが奪われカウンターを受け失点するなど苦い経験もあったが、初のフル出場を果たした。

 試合は前半8分にMFミロ―が先制ゴールを決めると、同15分にはゴールキックからFWルウェリングが抜けだし右足の豪快な一撃で追加点。2―0とリードするも前半43分にPKから失点。後半17分にはFWブルカルトに同点ゴールを許すも、同43分にフリーキックからMFリーダーが左足で勝ち越し弾。今季初白星が目前に迫ったが同アディショナルタイムに痛恨の失点。3―3の引き分けに終わった。

 尚志高校から22年7月にシュッツトガルトに加入したDFチェイス・アンリは、昨季までトップチームでベンチ入りすることはあるも出番なし。セカンドチームでのプレーが続いていたが、3シーズン目となる今季は開幕から2試合連続出場。この日は初の先発フル出場を果たし、本拠サポーターから歓声を浴びるなど好プレーも披露した。

 また、マインツのMF佐野は移籍後2戦目で初のフル出場。得点には絡まなかったが攻守に奮闘した。

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