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香港史上初の敗者髪切り&マスク剥ぎの金網マッチ開催!サイコ・クラウン&ジェイソン・リーら出場で大熱狂

スポニチアネックス 2024年9月1日 10時1分

 香港プロレスは31日、団体設立15周年大会を香港・ハッピーバレーで開催。メインイベントでは香港初のマスカラ・コントラ・カベジェラ金網5WAYマッチが行われ、最高の盛り上がりを見せた。

 香港プロレスはドラゴンゲートなどとの交流もあり、16年から19年にかけて国内で人気が急上昇。昨年は団体史上最大規模のビックマッチを開催した。今年も同会場で団体設立15周年大会としてビックマッチを開催となった。

 メインイベントでは香港史上初のマスク剥ぎ&髪切りを懸けた5WAY金網戦がマッチメークされた。ドラゴンゲートのジェイソン・リーやメキシコ大物マスクマンのサイコ・クラウンなど5選手が金網の檻に閉じ込められた。

 序盤から激しい攻防が繰り広げられて場内大熱狂。最初に脱出したのはジェイソン。不気味な笑みを浮かべながら金網を後にした。続いてサイコ・クラウンが雪崩式スパニッシュフライを決めた上で脱出に成功。ここから香港出身3選手の戦いになると、最後は香港プロレスの代表を務めるビットマンが脱出。金網に残ったザ・チェンが長髪を刈られて髪を失うことになった。

 大会エンディングで会場が暗転すると、22年にこの世を去ったアントニオ猪木さんのトリビュート映像が流れた上で、猪木さんを特集した映画が香港でも上映されることが発表された。

 ≪タッグタイトルマッチには元ドリームゲート王者の菊田円出場≫第4試合にはDTUタッグ3WAYマッチが組まれた。この試合にはドラゴンゲートの菊田円がメキシコのマスクマンであるスカイラーとタッグを組んで3WAY王座戦に挑戦。

 その他にもGLEATにも所属しているジュンジェと日本にも来日経験のある元OWEのダーベンのタッグも参戦し、DTUタッグ王者のパンサーブラザーズに挑んだ。試合はスピーディーな攻防そして空中戦の展開でファンは大盛り上がり。最後は王者組のパンサーブラザーズのアエロ・パンサーがステップ式のフェニックス・スプラッシュで防衛に成功した。試合後に菊田は「ベルトは取れなかったですけど試合を楽しめた。王者チームは凄いと思った。ジュンジェとビッグベンも凄かった。日本では味わえない刺激を味わえたのでまた戦いたいですね」とコメントした。

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