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菊池雄星 7勝目の権利!移籍後最長7回を1失点、毎回12K 移籍後、登板試合はチーム全勝

スポニチアネックス 2024年9月1日 10時5分

 ◇ア・リーグ アストロズーロイヤルズ(2024年8月31日 ヒューストン)

 アストロズの菊池雄星投手(33)が8月31日(日本時間9月1日)、本拠でのロイヤルズ戦に先発。移籍後最長となる7回を投げ、5安打1失点。移籍後最多の毎回12三振を奪う好投を見せ、7勝目の権利を手にして、マウンドをリリーフ陣に託した。

 最高の立ち上がりだった、初回、先頭のガルシアを95マイル(約152.9キロ)の直球で空振り三振に仕留めると、この回をわずか9球で3者凡退。2回も無死から4番・デヨング、5番・フェルミンを連続三振に封じ、リズムをつかんだ。

 3回には1死から二塁打を許し、得点圏に走者を背負ったが、冷静に後続を断った。9番・イズベルを96マイル(約154,5キロ)直球で空振り三振、1番・ガルシアはカーブで見逃し三振と、完璧に封じてみせた。

 打線が6回、菊池の好投に大量援護で応えた。無死満塁からディアスの左前2点打で先制。さらに重盗後にペーニャが中越え2点三塁打を放つなど5点を先行した。

 前回登板の25日(同26日)オリオールズ戦では、5回2/3を3失点と力投。7勝目はならなかったが、自己最速98・8マイル(約159キロ)をマークし「出しにいこうとしていないのに出ている。バランスが良い証拠」と状態の良さを強調していた。

 7月下旬にブルージェイズからアストロズに加入。8月2日(同3日)のレイズ戦で新天地でのデビューを果たした。以降、この試合まで5試合に登板。自らの勝ち星こそ2つにとどまっているが、チームは5戦すべてで勝利を収めている。

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