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西武・金子侑司 現役引退表明「12年間は夢のような楽しい時間でした」 2度の盗塁王、俊足好守の外野手

スポニチアネックス 2024年9月1日 13時38分

 西武・金子侑司外野手(34)が1日、今季限りでの現役引退を表明した。同日、球団から発表された。引退会見等は、決定次第、発表される。

 同外野手は立命大から2012年ドラフト3位で西武に入団。ルーキーイヤーに94試合の出場で打率・223、23打点、12盗塁を記録するなど頭角を現すと、2016年には53盗塁、19年には41盗塁を記録し、2度の盗塁王を獲得。俊足好守の外野手として12年間にわたって、西武打線を支えてきた。8月31日時点で1019試合の出場で打率・242、21本塁打、223打点。729安打、225盗塁を記録している。

 金子侑は球団を通じ「ファンの方へ少しでも多くベルーナドームでプレーする姿をお見せしたくて、がんばってきましたが、叶えることができず申し訳ない気持ちです。ライオンズで過ごした12年間は夢のような楽しい時間でした。入団してからこれまで、たくさんのご声援ありがとうございました。ファンの皆さんの声援は、これからも一生忘れません」とコメント。

 金子侑の入団時の監督でもある、渡辺久信ゼネラルマネジャー兼監督代行も「金子は生涯ライオンズを貫いてくれた選手です。守備は一級品ですし、足もあってファンの皆さんを魅了する華のあるプレーが印象的でした。痺れるファインプレーもあって、チームのためにがんばってくれたと思います」とコメントを寄せた。

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