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やす子 マラソン募金、総額4億3801万円! 1人で昨年総額の約半分を集める 「24時間テレビ」

スポニチアネックス 2024年9月1日 20時55分

 日本テレビ系「24時間テレビ47」(31日後6・30~1日後8・54)で「全国の児童養護施設に募金マラソン」に挑戦したお笑いタレント・やす子(25)が80キロ超を完走。東京・両国国技館でゴール。「マラソン児童養護施設募金」の募金額は4億3801万4800円に達したと発表された。

 やす子は「えー!うわ!すご!4億?」と驚き。羽鳥慎一アナウンサーが「お預かりした募金は全額、児童養護施設のために使わせていただきます。全国610カ所の児童養護施設に必要なものを聞いたアンケ―ト結果に沿って、年末から来年4月にかけてお届けする予定です」と説明。

 やす子は「アンケートで自転車や図書券を欲しいと言っている子がいたので配りたいと思います。本当に一人一人、たくさんありがとうございました」と感謝した。

 7月に行われた発表会見で、やす子は高校生の頃に児童養護施設で暮らしていたことを告白。思いを受け、これまでの募金とは別に、新たに「マラソン児童養護施設募金」が設立された。同募金への寄付金は全て全国約600カ所以上の施設に使用されることが決まっている。マラソン中は画面にQRコードが表示され、キャッシュレスで募金できる仕組みだった。

 チャリティーマラソンは31日午後7時50分過ぎにスタート。台風10号上陸を受け、安全面を考慮して日産スタジアムを周回するコースに変更。400メートルトラックを走り続ける過酷な状況の中、75周し、1日朝からようやく公道に出た。

 道中では、同じく児童養護施設で育った俳優の古原靖久が並走しながら激励したほか、タレントのはるな愛も並走して励ます場面があった。

 一方で、左足首に痛みを抱えながらのマラソンとなった。時折ひもをゆるめたり、処置を受けながら、足をひきずって歩みを前に進める時間帯も。「間に合うかな」という言葉を初めて発したという。はるなが伴走している際にも足を止めるシーンがあった。

 途中、徒歩となったが進み続け、沿道のファンらの声援に手を振って応えた。75キロ過ぎからは、雨の中で足をひきずりながらも走り始めた。この時点で募金額は4億円超。昨年の募金総額は8億4805万9341円。約半分を一人で集めたことになった。

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