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逆転サヨナラ劇を呼んだ西武・栗山の押し出し四球 9回2死満塁で代打で9球粘る 元山も「鳥肌が立った」

スポニチアネックス 2024年9月1日 22時47分

 ◇パ・リーグ 西武6ー5日本ハム(2024年9月1日 ベルーナD)

 40歳のベテランである西武・栗山がさすがの存在感を見せた。

 2点を追う9回2死満塁で代打で登場。日本ハム・柳川に2球で追い込まれるも、しっかりとボールを見極めて最後は9球粘って押し出し四球を選んだ。

 フォークにも崩されずにしっかりと見極める姿に、ネクストバッターズサークルにいた元山も「鳥肌が立った。栗山さんの必死さを無駄にしたらあかんなと思った」。栗山の執念の四球で1点差となり、直後の逆転サヨナラの2点二塁打につなげた。

 栗山は前日は8回に代打逆転2ラン。この日もファンからの大歓声を浴びて打席に入り「(自分で)決めたかった」と振り返った。「なかなかね、普通に考えたら昨日の今日で、2日連続というのはないんですけど。“それもありえるぞ”というのを見せたかった」。

 そう話したベテランは「今日は元山が決めてくれたんで。あそこは良くつなげたな、と」と笑顔。渡辺監督も「追い込まれてからの四球。あの四球は大きかった」と称えていた。

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