OSK日本歌劇団は2日付けで、新トップスターに翼和希(つばさ・かずき)が就任したことを発表した。
前トップ楊琳(やん・りん)が8月で退団したのを受け、トップのバトンを受け継いだ。
翼は2013年に入団。華やかな顔立ちと歌、ダンス、芝居と三拍子そろった実力派。笠置シズコをモデルにした23年後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」で劇団創設時のトップスター、橘アオイ役を好演。一気に知名度が全国区になり、OSK人気も引き上げた立役者として注目の存在だった。
正式なトップお披露目公演は来年6月、大阪松竹座で行われる「レビュー春のおどり」、8月に東京・新橋演舞場で上演される「レビュー夏のおどり」。これに先駆け、プレお披露目公演として10月12日、山口・シンフォニア岩国で行われる「レビュー in IWAKUNI」を皮切りに来年1月のシンガポール公演をはさみ同、4月の京都南座公演など国内外を回る。