G大阪は2日、MF石毛秀樹（29）のウェリントン・フェニックス（ニュージーランド）完全移籍を正式発表した。近日中に離日。初の海外挑戦となる。
クラブを通じて「2年半前、日本のビッグクラブでプレーできるチャンスを与えてくださったG大阪にはとても感謝しています。今シーズンは良いコンディションを維持しながらトレーニングに励んでいましたが、出場機会を得られず苦しい思いをしていました。たくさん悩みましたがプロの世界にいる以上チャレンジをして自分の存在価値を示し続けたいと思い移籍を決断しました」と移籍に至る経緯など心境を吐露。今季はリーグ4試合出場のみで、より出場機会を求めた。
同クラブはニュージーランドに本拠地を置きつつ、オーストラリアリーグ（Aリーグ）に越境参戦。管轄大陸が異なるためアジア・チャンピオンズリーグ出場権は与えられないが、昨季は2位と躍進した。MF長沢和樹の加入も決定。日本人コンビで悲願のリーグ初優勝を目指していく。