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米津玄師 敬愛する超大物からのオファーに感じたプレッシャー明かす「俺の人生終わりかもしれない」

スポニチアネックス 2024年9月2日 12時55分

 シンガー・ソングライターの米津玄師(33)が1日放送のテレビ朝日「EIGHT-JAM」(日曜後11・00)にVTR出演。宮崎駿監督(83)との対面を振り返った。

 米津は米映画最大の祭典、第96回アカデミー賞で長編アニメーション映画部門賞に輝いた「君たちはどう生きるか」の主題歌「地球儀」を担当。番組スタッフから「制作が凄く大変でスタジオに入って徹夜の合宿を4日ぐらいやったんじゃないかなって…」と話を振られると、「なんかやりましたねえ。本当にあの曲作るのは凄く大変だったんですよね」と振り返った。

 オファーが来たのは公開から「4年前」だったとし、「その間にああした方がいいか、こうした方がいいかっていう、いろんな形が頭の中を通り過ぎていって」「何が正解なのか分かんないみたいな形になって」と米津。最初に5冊の絵コンテを受け取ると、それを何度も何度も読み返し、あらゆる試行錯誤を繰り返したとした。

 幼少期からジブリ作品をこよなく愛し、自身の創作活動や精神性にまで影響を与えた宮崎監督との相当なプレッシャーだったという。デモを聴かせに行く際は「もう死ぬかと思いましたよ」と明かすと、「本当に死刑台に降りる(登る)ような気持ちで。これで俺の人生終わりかもしれないみたいな。そういう気持ちが凄くありましたけど」としみじみと話した。

 同曲の共同編曲を担当し、スタジオに登場した作曲家・現代音楽家の坂東祐大氏は米津について「とにかくプレッシャーが凄いっていうのはたびたび言ってて。米津さん、凄い宮崎駿さんのことを尊敬してて。子供の時からある種のメンター(指導者)みたいに言ってたのは覚えてるんですね」と証言した。

 

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