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平岡アンディ、尚弥の前座でスーパーライト級挑戦者決定戦 「早く日本に貢献したい」

スポニチアネックス 2024年9月2日 14時50分

 ◇WBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦 同級暫定王者 イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)<12回戦>同級6位 平岡アンディ(大橋)(2024年9月3日 東京・有明アリーナ)

 プロボクシング・ダブル世界戦の公式計量が2日、横浜市内のホテルで行われ開かれた。アンダーカードでWBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦に臨む元日本&WBOアジア・パシフィック同級王者の平岡アンディ(28=大橋)、対戦相手のWBA同級暫定王者イスマエル・バロッソ(41=ベネズエラ)は、ともにリミットを100グラム下回る63.4キロで一発パスした。

 日本ボクシングコミッション(JBC)はWBA暫定王座を基本的に認めていないため、平岡は暫定王者への世界挑戦とはならない。JBCの安河内剛本部事務局長によると、平岡が勝てば暫定王者は消滅し、バロッソ勝利の場合も王座は保持するものの防衛回数には数えない。勝者は正規王者ホセ・バレンズエラ(26=米国)への挑戦権を得る。

 23戦全勝18KOの平岡は世界挑戦に備えて昨年6月にWBOアジア・パシフィック王座を返上し、同12月の前戦は5回TKO勝ち。今春には渡英して世界ランカーらを相手に約1カ月間、スパーリングを重ねた。世界戦に匹敵するビッグマッチへ向け、計量を終えると「とりあえずホッとしてます。調子はバッチリですね」とニコニコ。「試合が決まってから楽しみでワクワクしていた。早く日本のボクシング界に貢献したい」とジム先輩の4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31=大橋)らに近づくことを誓った。

 元WBA世界ライト級暫定王者のバロッソは31戦25勝(23KO)4敗2分けのサウスポー。今年1月、王座決定戦に1回TKO勝ちしてWBAスーパーライト級暫定王者となった。YouTubeで直近の2試合を見たという平岡は「印象は特に変わらない。独特の瞬発力や強いパンチを意識しながら、自分のボクシングをしていきたい」と抱負を述べ、「ここをしっかり勝って次に進みたい」と正規王者バレンズエラへの挑戦権獲得を誓った。

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