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【パリ・パラリンピック】トライアスロンは全種目を実施 セーヌ川の水質悪化で一日延期も改善を確認

スポニチアネックス 2024年9月2日 16時30分

 ◇パリ・パラリンピック第6日 トライアスロン(2024年9月2日 アレクサンドル3世橋)

 セーヌ川の水質問題で開催が一日延期されていたトライアスロンの競技が2日に始まった。最初の種目・男子車いす(PTWC)にはパラリンピック3大会連続となる木村潤平(39=Challenge Active Foundation)が出場し、8位だった。

 トライアスロンは当初、1日に7種目、2日に4種目を行う予定だった。しかし、不安定な天候がスイム会場のセーヌ川の水質に影響を及ぼう懸念があるとして、1日に全11種目を実施する短縮日程に変更。さらに1日、降雨により水質が悪化したとして開催を2日へ延期していた。パリ・パラリンピック組織委員会は国際統括団体の世界トライアスロンなどと1日のうちに協議し、水質の改善が確認されたとして2日の競技実施にゴーサインを出していた。

 セーヌ川の水質問題はパリ五輪でもトライアスロンとオープンウオーターの競技開催に影響をおよぼした。雨による水質悪化で複数の公式練習が中止となり、トライアスロン男子は一日延期された。また、複数の出場選手が競技後に体調を崩したと訴えていた。

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