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代表復帰の三笘薫がエースの自覚 「もう一度地位を確立」「よりチームを引っ張らないと」

スポニチアネックス 2024年9月2日 20時18分

 日本代表は2日、W杯アジア最終予選初戦の中国戦(5日、埼玉)、第2戦バーレーン戦(10日、リファー)に向けて千葉県内で合宿を開始した。今冬のアジア杯以来、約7カ月ぶりに代表復帰したMF三笘薫(27=ブライトン)は、他の海外組のメンバーと室内で調整した。

 腰の負傷で昨季後半戦を棒に振ったが、プレミア3年目の今季は開幕戦でゴールを決めるなど完全復活。「3試合戦えているのでコンディションは問題ない。でもチームの戦い方と全く変わってくるので、そこはしっかりとアジャストしたい」と語った。自身が不在だった間の左MFには、高い決定力を持つMF中村敬斗(24=スタッド・ランス)が台頭。「素晴らしい活躍で刺激になった。僕と特長が違うところはあるので、そこから盗めるものは盗もうと思っていた。僕自身も代表でプレーしていなかったので、もう一度地位を確立する意味でもしっかりとしたプレーを見せないと」とレギュラー奪回へ静かに闘志を燃やした。

 前回カタール大会のアジア最終予選中だった21年11月にA代表に初招集され、本大会出場を決めた22年3月のオーストラリア戦は途中出場で2得点をマーク。主にスーパーサブの役割を担ってW杯切符に貢献したが、今回は立場が違う。「よりチームを引っ張らないといけない」とエースとしての自覚を口にする。「本当に勝たないといけない試合。その中でゴールやアシスト、守備でもしっかり貢献したい」とフル回転を誓った。

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