Infoseek 楽天

【大学ラグビー】早大・佐藤主将 目標は「“荒ぶる”だけ」5季ぶり大学日本一誓う

スポニチアネックス 2024年9月2日 21時26分

 関東ラグビー協会は2日、今月7日の関東大学対抗戦Aグループ、同リーグ戦1部の開幕を前に東京都内で共同会見を開き、全16校の監督・ヘッドコーチや主将らが出席。昨年度は対抗戦3位、大学選手権8強だった早大の大田尾竜彦監督は「チームのまとまりを大事にして、選手がいきいきと戦えるようにしたい」と意気込んだ。

 関東大学春季大会では4勝1敗の2位に留まったものの、6月に7―60で大敗した帝京大には8月の菅平合宿での練習試合で38―14で勝利。春は日本代表活動に参加していたフッカー佐藤健次主将(4年)が復帰し、チームにもまとまりが出てきた。それでも大田尾監督は「(あくまで)夏の結果なので。ここから大きく成長したチームじゃないと、12月(のシーズン終盤は)勝てない」と気を引き締めた。

 日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチに見初められ、テストマッチ4試合を含む代表戦6試合に15番で先発したFB矢崎由高(2年)もすでにチームに再合流し、14日の初戦・立大戦(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場)に向けて調整しているという。単位取得の目的もあり、秋の大学シーズンは早大でのプレーに専念させる見通しで、「FBで考えているが、WTBの可能性もある。今までならタックルされて詰まったところを1、2人抜いていく。アウトサイドのブレークに期待したい」と話した。

 同じく日本代表活動を経験した佐藤主将も「セットプレーは成長できた。分からないことは何でも原田さん(BL東京)や坂手さん(埼玉)に聞いた」と個人の成長には手応え。主将として「チームで一番頑張る」ことをモットーとしているといい、シーズンの目標として「個人としてこれというものはない。“荒ぶる”(大学日本一)だけ」と言い切った。

この記事の関連ニュース