西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏（62）が自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。日本ハム・新庄剛志監督（52）の采配について語った。
伊東氏は日本ハムの躍進を支える背景に「一度ファームに落とされた選手が這い上がって来る」現象を挙げた。
その象徴が清宮幸太郎だ。
伊東氏は「清宮が戻ってきて凄まじい活躍をしている」と感心した。
「もともと打撃はよかったが、いい加減なスイングしたり、雑なところがあったが、今は凄い集中力で、走るのも速い。走力も上がっている」と心身共に成長したことを指摘した。
同じようにレイエスも2軍落ちから変身。伊東氏も「大柄だけど頭がスマート」と高く評価した。
前半は水谷瞬や田宮裕涼らの抜てきに成功。7月は一時借金3まで落ち込んだが、清宮、レイエスの復活で見事にV字回復した。
伊東氏は「新庄監督のやり方が3年目で浸透している」と日本ハム好調の背景を解説した。