新たに始まるバレーボールのSVリーグに参戦する大阪ブルテオン（旧パナソニック）が2日、大阪府枚方市内で始動した。パリ五輪で日本代表の主力としてプレーした西田有志（24）も参加。初代王者を狙う今季に向けて「序盤も大事だけど、終盤で勝っていけるチームをつくるのが一番大切。常に良いパフォーマンスを出せるコンディションをつくりたい」と語った。
準々決勝で敗れたパリ五輪を終え、日本代表から一時的に離れることを明かしたが、日の丸への思いが途絶えたわけではない。「代表が当たり前になっていた自分から離れて、もう一回、地に落ちた状態から生活する。レベルアップして、また代表に戻れた時に“圧倒的に一番”といった選手になれるよう努力したい」。10月11日の開幕戦で、高橋藍らを擁するサントリーサンバーズと対戦する。
≪妻・古賀さんと“共闘”楽しみ≫西田は妻との“共闘”を心待ちにした。22年に結婚した古賀紗理那さんがパリ五輪を最後に現役を引退。これまでは所属チームの本拠地が離れていたことから別居していたが、近日中に古賀さんが大阪に引っ越してくるという。「妻にサポートしていただくことは凄くありがたいこと。より自分のパフォーマンスが上がるだろうし、一つ一つの知識も深くなる。楽しみ」と笑顔を見せた。