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【大谷翔平と一問一答(2)】Dバックス勝ち越しは「きれいな野球」ヒリヒリする9月は「目の前の試合に集中」

スポニチアネックス 2024年9月3日 10時4分

 ◇ナ・リーグ ドジャース11-6ダイヤモンドバックス(2024年9月2日 フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。第1、4打席にいずれも右前打を放って3試合ぶりのマルチ安打をマークした。また、4回に二盗を決めると、7回には二盗、三盗に続けて成功し、自己最多タイの1試合3盗塁で今季46盗塁。44本塁打を2つ上回り、史上初の50本塁打&50盗塁へまた一歩前進した。チームもナ・リーグ西地区2位のダイヤモンドバックスに快勝して4連戦を3勝1敗で勝ち越し、地区優勝へ大きく前進した。

 試合後の大谷の一問一答は以下の通り。

――大事な試合で2安打3盗塁2得点。優勝を争うダイヤモンドバックス戦でこのような活躍ができたことには?

「全体的にオフェンスは、ディフェンスもそうですけどきれいな野球だった。自分の打席ではなく、全体的にきれいな流れだった。チームとして野球をする上で大事なことだと思うので、明日以降につながるのかなと思います」

――チームをけん引する仕事をしている。

「比較的いい打撃、アットバット(打席)が多かった。アウトになっていますけど、進塁も最低限していますし。ボール球はしっかり見送れていますし、そこが一番大事なところではある。そうするとおのずとチームのためのバッティングになってくるのかなと思います」

――9月をここまでいい状態で迎えるのは初めてだと思うが、疲れもなく?

「あまり自分の状態がどうのこうのは試合の中であまり考える余裕はないですし、切羽詰まったゲーム差の同地区のライバルチームとやるときはあまり考える余裕はないのかなと思います」

――7回の二盗、三盗はどこがポイントだった?

「常に高い確率でセーフになるっていう自信があればいくべき。多く企画して失敗が多いよりも、それなりの企画数で高い成功率の方がいいんじゃないかと思っています」

――夏場に盗塁数のペースが上がって攻撃に貢献できていることには?

「それが得点につながっているのが自分の中で自信になってくるのかなと思う。進塁した先で後ろのバッターが還してくれるのが自分の中でより積極的に進塁しようという気持ちになるのかなと思います」

――後半戦になって本塁打とともに打率も上がってきたが、構えの感覚も良くなってきた?

「今日の2本目のヒットなんかもバットの出が良くていい打撃だったと思う。全部長打になるわけでもないですし、しっかりといいコンタクトができればいい数字が積み上がっていくのかなと思います」

――今日は左投手から3盗塁を決めた。

「特に右、左で難しさは特に難しさは感じない。総合的に考えてセーフになると思えばいきますし、盗塁を防ぐのも共同作業なので。そこを考えながら高い確率で自分がいけると思えばいけばいいですし、それが勝ちにつながってくれればうれしいです」

――ヒリヒリする9月に入って感じるものは?

「本当に目の前の1試合、1試合により集中していると思うので。今年は特にDHでしか出ていないですし、昨日負けて今日また気持ちを切り替えて勝てたところで言うと、個人的にも目の前の試合に集中できていると思います」

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