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神戸・喜楽館で「防犯ウィーク」開催 桂三若「落語でおもしろおかしく防犯意識が高まれば」

スポニチアネックス 2024年9月3日 13時30分

 「全国地域安全運動」の期間中に神戸新開地・喜楽館で開催する「防犯ウィーク」(10月14~20日)の発表会見が3日、喜楽館であり、出演する桂三若(54)、喜楽館支配人兼務のABC・伊藤史隆アナウンサー(61)が登場した。

 兵庫県特殊詐欺撲滅キャンペーンに尽力している三若は「詐欺はいっこうに減りません。落語でおもしろおかしく防犯意識が高まれば」と腕ぶしている。

 兵庫県のみならず全国で頻発する特殊詐欺。その撲滅キャンペーンとして、泥棒の噺、振り込め詐欺など防犯をテーマにした落語などを上演する。泥棒ネタが得意の笑福亭松喬(63)、桂三風改め桂慶枝(63)、桂あやめ(60)、笑福亭たま(49)、桂春之輔(46)らが出演する。

 会見に登場した三若は「振り込め詐欺」「架空請求詐欺」「還付金詐欺」の創作落語を披露。「兵庫県警の方と相談しながらネタを作りました。不適切な表現とかはカットされて」と創作の裏話を披露。「ホントは詐欺師に聞いてもらいたい。こんなことやってるんやって。改心させたい」と意気込んでいた。

 また、「喜楽館AWARD2024」の出場者24人が決定。16~25年目までの落語家が参加。第2回の今回は10月3、4、8、9日に予選があり、12月15日に5人で決勝。賞金は観客からの募金で決まる。昨年は優勝した桂雀太(47)に109万円が贈られた。

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