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【陸上】U20世界銅の落合晃「メダル獲得できる選手に」視線は来夏の東京世界選手権

スポニチアネックス 2024年9月3日 16時51分

 陸上U20世界選手権に出場した日本選手団が3日、ペルー・リマから成田空港に帰国した。男子800メートルで日本勢初の銅メダルを獲得したスーパー高校生の落合晃(滋賀学園高3年)は「良い経験になった。メダルを獲得できて素直にうれしい」と振り返った。

 落合は6月の日本選手権を初制覇。パリ五輪出場はならなかったが、7月の全国高校総体で1分44秒80の日本新記録をたたき出して連覇を果たした。卒業後は国内の大学へ進学し、今後も中距離種目に取り組む方向。「箱根も、と思っていた時期もあったが、800、1500メートルで頑張りたい気持ちもある。また箱根駅伝の時期になったら分からないですけど。今のところはミドル(中距離)で頑張ろうと思っています」と笑顔で語った。

 次なる目標は来年9月に東京・国立競技場で行われる世界選手権。参加標準記録は自己ベストを上回る1分44秒50だが「タイム的にもそこを目指すことには変わりない。44秒50は切って出場したい」と意気込み「そこで結果を出すのが目標。800メートルでメダルを獲得できる選手になりたい」と話した。

 男子棒高跳び銀メダルの吉田陸哉(関西大)は「シニアとの壁がまだある。まずは大学の試合で良い記録を残したい」と語り、男子走り高跳び銅メダルの中谷魁聖(福岡第一高)は「来年の東京世界陸上、4年後のロス五輪を視野に頑張りたい」と語った。

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