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元K-1王者・武居由樹が初防衛成功!「10月天心君頑張ってください」試合後に“あの男”へメッセージ

スポニチアネックス 2024年9月3日 20時19分

 ◇プロボクシングWBO世界バンタム級タイトルマッチ 王者 武居由樹(大橋)<12回戦>同級1位 比嘉大吾(志成)(2024年9月3日 東京・有明アリーナ)

 WBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が同級1位で元WBC世界フライ級王者の挑戦者・比嘉大吾(29=志成)を3―0の判定で破り、5月の東京ドーム興行で獲得した王座の初防衛に成功した。115―112、114―113が2人の接戦だった。元K-1王者の武居はボクシングデビューからの連勝を10に伸ばした。

 初回はお互いに様子を見る形の静かな立ち上がりとなったが、2回は比嘉が中に飛び込む中で武居も応戦する展開。3回は武居がカウンターのアッパーを当てた。4回には比嘉の回転力ある連打に防戦となる場面もあったが、5回以降は左右のアッパーがヒットするようになった。

 武居のフック・アッパーに比嘉もジャブを合わせてくる。第9ラウンドでは相打ち覚悟で飛び込んでくる比嘉の連打を浴びる場面もあり、左目の上をカット。11回には比嘉の左フックでダウンを喫した。それでも、12回には前に出て、足が止まった比嘉を攻め続けた。最後まで苦しんだが、何とかベルトを守った。

 試合後に武居は“あの男”の名前を出した。リング上コメントの最後に「10月天心君頑張ってください。応援しています」と10月にボクシング転向後初タイトル戦に臨む“キックの神童”那須川天心(帝拳)へメッセージを送った。

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