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日本代表初招集のDF望月ヘンリー海輝「いつも僕のことを気にかけてくれる」 37歳DF長友佑都に感銘

スポニチアネックス 2024年9月3日 20時49分

 サッカー日本代表は3日、W杯アジア最終予選初戦・中国戦(5日、埼玉スタジアム)に向け、さいたま市内で調整し、冒頭15分間を報道陣に公開した。ジョギングやストレッチ、ボール回しで調整。全27選手がピッチで汗を流していた。

 初招集となったDF望月ヘンリー海輝(22=町田)が、DF長友佑都(37=FC東京)に感銘を受けた。トップ選手が集う中、緊張感を抱いて練習。同じサイドバックで初日から接する機会が多く、「いつも僕のことを気にかけてくれる。チームのことも考えながら一番声を出している。経験というか、凄く素晴らしいと思った」と印象を語った。自身のメンタルの弱さについても打ち明けており、「隠すというよりも、さらけ出して成長していけたらなっていうイメージ」と前向きに話した。

 大卒新人の望月は1メートル92の長身で抜群の身体能力を誇る右サイドバック。世代別代表招集歴はほぼないものの、J1首位の町田で奮闘する22歳がアジア最終予選の日本代表に初招集された。

 ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、高さと抜群のスピード、長いリーチを誇る。大学日本一を経験した国士舘大から今季加入。G大阪との開幕戦で途中出場デビューし、J118試合出場で0得点2アシスト。ロングスローも武器とし、夏場から右サイドバックの定位置をつかんだ。

 W杯アジア最終予選へ向け、「呼ばれたからには(試合に)出たいっていうのはもちろんあるが、各ポジションにトップレベルの選手がいて、自分が彼らを現時点で上回っているかと言われたら難しい。出たいが、そう簡単ではない。出たいっていう思いでやっていきつつ、成長していけたらいいなと思っている」と見据えた。

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