サッカー日本代表は3日、W杯アジア最終予選初戦・中国戦(5日、埼玉スタジアム)に向けさいたま市内で調整し、冒頭15分間を報道陣に公開した。今夏サウサンプトン(イングランド)にステップアップを果たしたDF菅原由勢(24)は同じ右サイドを形成するMF伊東純也の復帰を独特の表現で歓迎。競闘を誓い合った。
「僕が言う必要もないくらい、素晴らしさは分かっているでしょう。ハグして“帰ってきた”という感じですよね。伊東純也という選手は一つの戦術と言って良いほど、大きな部分を担ってくれていた選手。そういう選手が戻ってきてくれてうれしい。一緒に寝たいくらい嬉しい(笑)。これ、ダメか」
代表初アシストなった23年9月の親善試合ドイツ戦では伊東に合わせて代表初アシストをマーク。伊東の献身的な守備のおかげで、自身は攻撃力を存分に発揮できた面もある。
サウサンプトンは3連敗スタートも、菅原自身は直近のブレントフォード戦で初得点。「自分はまだまだこれから。素晴らしいチームと対戦することによって、自分が考える以上の力を出さないといけないし、もっと成長していかないといけない。成長において、かけがえのない最高の場所」。世界最高峰の舞台で戦う経験を代表に還元し、右サイドを制圧する。