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武居由樹「K-1時代から戦いたい気持ちはあった」那須川天心への思いを明かす「ファンからも声が多い」

スポニチアネックス 2024年9月3日 22時10分

 ◇プロボクシングWBO世界バンタム級タイトルマッチ 王者 武居由樹(大橋)<12回戦>同級1位 比嘉大吾(志成)(2024年9月3日 東京・有明アリーナ)

 WBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が同級1位で元WBC世界フライ級王者の挑戦者・比嘉大吾(29=志成)を3―0の判定で破り、5月の東京ドーム興行で獲得した王座の初防衛に成功した。115―112、114―113が2人の接戦だった。試合後には“キックの神童”那須川天心の名前を出した。

 一進一退の激闘が続く名勝負となった世界戦。その中で11回にはスリップ気味ではあったが、比嘉の左フックでダウン喫した。しかし12回には逆に攻め続けて判定勝利で王者が初防衛に成功した。

 試合後に武居は“あの男”の名前を出した。リング上コメントの最後に「10月天心君頑張ってください。応援しています」と10月にボクシング転向後初タイトル戦に臨む“キックの神童”那須川天心(帝拳)へメッセージを送った。

 試合後会見でも「ファンの方からも“見たい”という声が多いです。自分もボクシング転向する前から天心選手とボクシングでやれたらいいなという気持ちがありました。中谷選手とかじゃなくて天心選手とやりたい気持ちが強い。名前を出させてもらいました」と説明した。

 そしてキックボクシング時代から那須川と対戦したかった思いを吐露。「K-1時代から戦いたい気持ちはあったんですけど交わることはなかったです。自分がK-1で少しモチベーションが下がってるときに、那須川選手がボクシング転向を発表したので、自分もボクシング行ってみようかなっていう気持ちがそのとき芽生えたことがありました」とボクシング転向のきっかけの一つだったと明かした。

 「THE MATCHでK-1勢が負けてその時は悔しい思いがあったんですけど、今は自分と天心くんの戦いは別だなと思います」と語った。

 しかし「今日の試合だとまだまだだなと思いました」と反省の弁を並べた。

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