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巨人 モンテス9回2死から同点来日1号も…延長10回に大勢15戦ぶり失点で再奪首失敗

スポニチアネックス 2024年9月4日 5時32分

 ◇セ・リーグ 巨人3-4ヤクルト(2024年9月3日 京セラD)

 土壇場で一気に高まった追い上げムードもすぐに暗転した。巨人はモンテスが9回2死から来日1号となる起死回生の同点3ランも、延長戦で敗れた。

 「一発を狙っていた。同点ホームランが来日初ホームランという形で飾れたのは良かった。チームが勝てればもっと良かった」とモンテスは振り返った。3点を追う9回、この日昇格した秋広が12球粘って四球を選ぶなど2死二、三塁の好機。左中間へ通算96打席目の1号を運んだ。今季31安打中13本が二塁打の“ミスター二塁打”の大きな1号だったが、空砲に終わった。モンテスの劇的一発に、派手なガッツポーズを繰り出した阿部監督は「よく追いついたね。そこまで持ってこられたっていうのはね、大きな収穫として明日につなげてもらいたい」と努めて冷静だった。

 先に試合が終わった広島が敗れ、首位再浮上の可能性もあったが、延長10回に守護神・大勢が7月20日以来15戦ぶりに失点して敗戦。指揮官は「まあ、そんな時もある」と責めず、気持ちを切り替えた。(青森 正宣)

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