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山本由伸 2度目リハビリ登板は2回2失点3奪三振 最速155キロ計測 17球粘られる珍しいシーンも

スポニチアネックス 2024年9月4日 9時54分

 右肩腱板の損傷で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースの山本由伸投手(26)が3日(日本時間4日)、マイナーリーグで故障後、2度目のリハビリ登板に臨み、2回2安打2失点だった。

 傘下3Aオクラホマシティーの一員として、本拠でのアストロズ傘下シュガーランド戦に先発。この日も背番号「99」でマウンドに上がった。

 立ち上がり、先頭打者を四球で歩かせると次打者に二塁打を浴び無死二、三塁とピンチを拡大。3番打者に中犠飛を許し、あっという間に1点を失った。

 なおも1死三塁から遊ゴロの間に三塁走者の生還を許し、2点目を与えた。それでも次打者はカーブで見逃し三振に仕留めた。

 2回は先頭打者に17球粘られ、最後は四球で歩かせたが、1死から2者連続三振。最速は96・7マイル(約155・6キロ)を計測した。

 前回、マイナーで登板後、ドジャースのロバーツ監督は次戦について3イニング登板のプランを明かしていたが、この日は2回で53球に達したこともあってか、3回のマウンドには上がらなかった。 

 山本は6月15日(同16日)に先発したロイヤルズ戦で右上腕の張りを訴えて2回、わずか28球で緊急降板。翌16日に右肩腱板の炎症でIL入りした。

 約2週間のノースロー調整を経てリハビリを開始。その後、2度、打者相手の実戦形式の練習に登板した。8月28日(同29日)に今回同様、3Aで故障後、初の実戦登板。2回1安打1失点だった。今月中のメジャー復帰を目指している。

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