俳優の市原隼人（37）が4日、全国の小中学校を対象にした「おいしい給食コンテスト」で入賞した都内の小学校を訪問した。
市原は給食をテーマにしたドラマ・映画「おいしい給食」に主演。給食に並々ならぬ情熱を注ぐ、中学教師を熱演していたことから、「学研キッズネット」が公募したコンテストとコラボレーションした。
同校は団体賞のひとつである「TOKYO MX特別賞」を受賞。ユニークな給食の楽しみ方に耳を傾けた市原は、5・6年生の児童100人を「給食は工夫することによってて、ワクワクがある。改めて給食って素敵だなと思いました」と呼びかけた。
「生徒全員が同校の給食を楽しみにしている様子が伝わってきたこと」が受賞の理由。表彰状を受け取った児童は「給食をいつも作ってもらっている感謝を伝えることができてうれしい」と喜んだ。
式では児童らが提案した「わたしのおいしい給食」を紹介。
3種類の揚げパンの食べ方を熱弁した男子児童の発案に市原は「僕も揚げパンが大好き。（シリーズを）5年間やっていて、『好きな献立』を聞かれたら、即答で『揚げパン』と答えているんです」と前のめり気味で感想を伝えた。
さらに「2番の『ちぎって、スープにつける』っていうのは、やったことがないので、ぜひ挑戦したい！」と意気込んでいた。
会場で、子供時代の給食の思い出について問われた場面では「いつも献立を見ながら、早く揚げパン来ないかなと楽しみにしていた」と揚げパン愛が再びさく裂。給食の時間は「好きな子の方を見て食べたりした」と甘酸っぱい体験も明かした。