30日からスタートするNHK連続テレビ小説「おむすび」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）で、ヒロインを務める女優・橋本環奈（25）が13日、撮影中の大阪放送局で、現在放送中の「虎に翼」のヒロイン・伊藤沙莉（30）の訪問を受けた。
朝ドラ恒例のヒロイン同士によるバトンタッチセレモニー2人は初対面だが、橋本は「きょうNHK入りしたら笑い声が聞こえてきて、一瞬で分かりました。ずっと勝手に好きだったので」と、伊藤との出会いに感激した。
戦前戦後を力強く生き抜いた女性初の弁護士、判事を務めたヒロインの話とは打って変わって、福岡育ちで栄養士のギャルが震災からの復興を目指す神戸で、周囲を元気づけながら平成を駆け抜けるドラマ。橋本も「朝ドラでギャル？今までなかったドラマになるのでは」と期待に胸を膨らましており、すでに入っている撮影でも「すごく楽しいシーンが多くて、見ている皆さんに明るい、楽しい朝を迎えてもらえんじゃないかと思ってます」とアピールした。
タイトルにもある通り、大きなテーマは食。そのため食卓のシーンが多いが、用意される食事に出演者全員惚れ込んでいる。橋本は「昼休みのときも食べてるんです。宮崎美子さんとか麻生久美子さんがレシピを聞いて、自宅で作ってるくらいなんです。松平健さんとか北村有起哉さんは本番で、用意！の前から食べ始めてるくらい」と撮影エピソードを語った。
「生きることにおいて、食べることは一番学びがあると思っている」と考える橋本。「とにかく最後まで走り抜けられるように、いっぱい食べて、元気になれたらと思いました」と、長丁場は“ごはん”の力で乗り切ることを誓った。