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楽天・マー君が2軍戦で術後最多の102球「100球はクリアした、リハビリどうこうはもう関係ない」

スポニチアネックス 2024年9月4日 17時43分

 昨年10月の右肘クリーニング手術から完全復活を目指す楽天・田中将大投手は4日、イースタン・リーグのDeNA戦(横須賀)に先発登板した。7回、もしくは球数100球をめどにマウンドに上がり、5回2/3を102球で、8安打2失点、7三振3四球。球場表示では最速は146キロだった。

 「ストレスなく抑えられたイニングは少なかったけど、何とかしのぎながら100球クリアできた。リハビリ登板4試合目というステップだと考えれば良かったと思います」

 3者凡退は4回の一度だけ。走者は許しながらも、失点は最少失点で投げ抜いた。6回は2死から四球と安打で走者をため、ここでめどの100球を超えたために降板した。

 開幕を2軍で迎えた今季はファームでの調整が続いた。8月7日の富士大との練習試合で140日ぶりに実戦登板し、1回22球で2安打2失点(自責点0)。その後は同13日のイースタン・リーグのDeNA戦に投げ、2回1/3を44球で1安打無失点だった。さらに同24日に同リーグのヤクルト戦に登板し、4回2/3を75球で6安打4失点と、イニングと球数を着実に積んできた。

 「楽にすいすいといっての100球とは、また違う。これで完全に100球クリアしたことで、リハビリがどうとかというのは、もう関係ないんじゃないですか。1軍に呼んでもらえるように、自分にできることをしっかりやって、しっかり準備してということだけですね」

 日米通算200勝にはあと3勝に迫っている。目標の1軍登板へ向けて、また一つ大きなステップを踏んだ。

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