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小倉智昭氏 2年前に陥った生命の危機 三途の川で亡父と“再会”「きれいなお花畑の方に父は行って…」

スポニチアネックス 2024年9月4日 18時13分

 キャスターの小倉智昭氏(77)が、4日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演し、2年前に陥った生命の危機について語った。

 16年にぼうこうがんを患い、ぼうこうを全摘出。21年には肺への転移が見つかった。昨年は定期健診で腎盂がんも発見され、左腎臓を摘出する手術を受けた。

 急激に体調が悪くなったのは、一昨年だという。「ぼうこうがんが転移したんでしょうね。全摘したけど、肺に転移が分かって。転移は手術ができない」。そのため、抗がん剤治療による化学療法を選択したという。

 すると、著しい不調に見舞われた。「今になって思うと、副作用か、自由がんがそのころからあったのか分からないけど、腎臓の数値が急激に落ちて、5回目の投与の後に倒れて」。緊急入院し、医師は妻に「今日、明日がヤマかも分からない」と告げたという。

 当時の小倉氏は見るからに普段とは違ったようで、「別人なんですって。顔は土気色だし、手は震えてるし、ろれつは回らない」と当時の状況を説明した。

 病魔と闘う中、驚く出来事があったという。「三途の川というのがありましたよ。おやじが出てきて、いろいろ立ち話をして、“智昭、そろそろ父さんは行くぞ。行こうか?”って言うんで。“俺、もうちょっと残りたいんで”、“父さん先行くからな”って」。夢の中なのか、亡き父とのやりとりが思い出されるという。

 「きれいなお花畑があるんですよ。そっちの方に父は消えて。私は行かずに残った。それが良かった」。不思議な出来事を「夢なのかどうなのか分かりませんけど」と振り返りつつも、「一つ話ができたので。いいですよ、三途の川の話なんてなかなかできない」と前向きに話していた。

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