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【時津風一門連合稽古】幕下以下も熱い!吉井、大辻、大斧ら期待の若手が白熱の申し合い

スポニチアネックス 2024年9月4日 19時25分

 大相撲秋場所(8日初日、東京・両国国技館)へ向けた時津風一門の連合稽古が4日、両国国技館内の相撲教習所で行われた。

 時津風一門の5部屋(時津風、追手風、荒汐、伊勢ノ海、音羽山)に加え、一門外から高田川部屋、片男波部屋、鳴戸部屋(欧勝馬のみ)の力士たちも参加。大人数で活気のある申し合い稽古が繰り広げられた。

 朝8時から約1時間、次の関取昇進を目指す幕下以下の力士たちが白熱した稽古を展開。中でも、東幕下15枚目の吉井(21=時津風部屋)がこの日の幕下最多となる28番取った。幕下の申し合いでは、同学年同期のライバルで東幕下8枚目の大辻(20=高田川部屋)や関取昇進間近の西幕下2枚目・若碇(19=伊勢ノ海部屋)、東幕下18枚目まで番付を上げてきた幕下最年少の丹治(18=荒汐部屋)ら勢いのある若手同士で取り、最後は新十両の大青山(24=荒汐部屋)と5番取った。

 吉井は番数を伝え聞くと「そんなにやってたんですか?」と驚いた様子。「それは強くならないとっすね」と活力にしていた。新十両昇進圏内の西幕下4枚目で臨んだ名古屋場所は2勝5敗で負け越し。16歳で幕下に昇進してから早くも4年以上が経過しており、より一層の飛躍を期した。

 西三段目41枚目の大斧(だいまさかり、19=追手風部屋)は、朝7時台に行われた三段目の申し合いに続いて幕下にも参加。吉井や東幕下37枚目の時乃平(25=時津風部屋)とも互角に渡り合うなど強さを見せた。今年の初場所で初土俵を踏んだばかりだが、名古屋場所では関取経験者の川副を破るなど存在感を発揮。この日も元気な姿を見せ、期待の高さをうかがわせた。

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