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京口紘人「これをできるのは異常」 井上尚弥のディフェンスから感じた今後を視野に入れた戦い方とは

スポニチアネックス 2024年9月4日 19時45分

 プロボクシング前WBA世界ライトフライ級スーパー王者で世界2階級制覇王者の京口紘人(30=ワタナベ)が4日に自身のYouTubeチャンネルを更新。世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)のディフェンスについて言及した。

 3日に行われた世界スーパーバンタム級4団体防衛戦で尚弥は、挑戦者だったWBO世界同級2位TJ・ドヘニー(アイルランド)を7回16秒TKO勝利で退けて4本のベルトを守った。

 京口は尚弥のディフェンスについて「空振りさせる選択肢があった中で、ドヘニーのパンチ力の警戒もあったから空振りさせることはリスクもあること。空振りさせるならブロッキングで対処するディフェンスを選択していた」と振り返った。

 力のあるドヘニーのパンチを受けてもブレない体幹の強さを証明したという。ブロッキングで対処する選択をした理由について「これ自分の憶測だけど…」と前置きした上で「階級を上げた時を視野に入れている戦い方だと思った」と言及した。

 「ドヘニーが11キロ戻してきたらフェザー級でも大きなクラス。スーパーフェザー級の当日体重ぐらいだった。その相手に試しながら試合のリングで練習している感覚に見えた。これをできるのは異常」と説明した。

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