サッカー日本代表は5日、26年W杯アジア最終予選初戦で中国代表と対戦する。4日は試合会場の埼玉スタジアムで最終調整し、冒頭15分間を報道陣に公開した。
練習後に取材対応したMF中村敬斗は中国について「僕らが主導権を握る形にはなると思うが、前線に帰化したブラジル人選手だったり速い選手がいる」と警戒。その上で「そこを警戒するのはミーティングでもやっている。相手の良さを潰しつつ僕らの良さを出せたら」と初戦突破へ意気込みを示した。
国際Aマッチデビューから10試合8得点と脅威の決定力を誇る。今季、所属するSランスでは開幕から3試合連続で先発もゴールはまだないだけに、「ランスで結果が欲しいなと思うけど、自然とついてくるものだと思う。個人としても試合に80分以上出ているので、パフォーマンスとしては悪くない」と強調した。
今回からSランスのチームメートのMF伊東純也が日本代表に復帰。「伊東選手の特徴は分かっているつもり。一緒に出ることがあればランスみたいな感じでプレーできたら。同じチームでやっていてお互いにわかっているので、お互いの良さを引き出せたら」と語った。