Infoseek 楽天

巨人・坂本勇人 2点追う7回2死一、二塁で代打も初球狙い遊ゴロ…「ああいうところで打ちたいですね」

スポニチアネックス 2024年9月4日 21時47分

 ◇セ・リーグ 巨人―ヤクルト(2024年9月4日 京セラD)

 巨人の坂本勇人内野手(35)が4日のヤクルト戦(京セラD)の7回に代打で出場。2点を追う中、2死一、二塁のチャンスに遊ゴロに倒れた。試合は、先発のフォスター・グリフィン投手(29=米国)が6回110球を投げ7三振を奪う力投も7安打2失点で4敗目。打線は相手と同じ9安打を放ちながら無得点と相手先発右腕・吉村にプロ初完封を許した。今季17度目の零敗。0.5差で追う広島にお付き合いする形の痛い連敗となった。

 相手先発右腕・吉村の前に6回まで散発4安打無得点に抑えられた巨人打線。0―2で迎えた7回に先頭の岡本和が三ゴロに倒れた後、大城卓が左前打で出塁。続く吉川が一ゴロの併殺崩れで2死一塁、打者・岸田の場面で阿部監督が動いた。そして代打・秋広が執念の遊撃内野安打を放ち2死一、二塁。このチャンスに再び阿部監督が動き8番・門脇に代打・坂本を送った。京セラDの巨人ファンがこの最大の歓声を送る中、坂本は初球の外角低めのカットボールをひっかけ遊ゴロ。場内に深いため息がもれた。

 試合後、坂本は初球を狙ったことに「打てなかったので、それだけですね」と一言。腰の状態については「はい、大丈夫です。(守備も)ノックも受けているので」と語った。

 7回の打席後に悔しそうな表情を見せていた坂本は、去り際に「ああいうところで打ちたいですね」。背番6は、必死に前を向いた。

 ▼二岡智宏ヘッド兼打撃チーフコーチ (坂本の状態について)体の状態が一番なので、そこらへんは本人と話して。練習もしっかりできているので、行けるところで。はい。

この記事の関連ニュース