◇セ・リーグ 巨人0―3ヤクルト（2024年9月4日 京セラD）
巨人の秋広優人内野手（21）が4日のヤクルト戦（京セラD）の7回に代打で6月12日の楽天戦（楽天モバイル）以来84日ぶりとなる安打を放った。
試合は、先発のフォスター・グリフィン投手（29＝米国）が6回110球を投げ7三振を奪う力投も7安打2失点で4敗目。打線は相手と同じ9安打を放ちながら無得点と相手先発右腕・吉村にプロ初完封を許した。今季17度目の零敗。0.5差で追う広島にお付き合いする形の痛い連敗となった。
勝負どころの7回に代打・秋広を送った阿部慎之助監督（45）は、打球を叩きつけ、一塁へ必死に走り内野安打とした21歳のプレーに「いい粘りを見せてくれたので、継続してほしいなと思います」と語った。試合前には外野守備位置で佐々木とともに、身振り手振りを交え話をしていた指揮官。「切り替えて。僕らもしっかりとどっしりとして試合に臨ませてあげたいなと思います」と次の一戦を見据えた。
秋広は前日3日、6月23日に登録抹消されて以来72日ぶりに昇格。2軍では87試合に出場し打率・268、1本塁打、24打点。8月は21試合で打率・286、出塁率・351と調子を上げていた。