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町田が今季公式戦ワースト5失点で大敗 黒田監督「退場で自分たちを苦しめた」

スポニチアネックス 2024年9月4日 23時12分

 ◇ルヴァン杯準々決勝第1戦 町田0ー5新潟(2024年9月4日 デンカビッグスワンスタジアム)

 町田が敵地での第1戦で、23年の黒田剛監督就任以降で公式戦ワーストとなる大量5失点で完敗した。

 日本代表3人を含む主力5人を代表活動で欠く町田は、FWエリキと特別指定選手のFW桑山侃士を2トップとし、変則的な3バック布陣を採用した。しかし先制点を許して迎えた前半32分、トップ下に入ったFW藤尾翔太の新潟MFダニーロ・ゴメスへのスライディングタックルが悪質と見なされて一発退場。数的不利の中で積極的な選手交代から反撃を試みたものの噛み合わず、前掛かりになったところをカウンターで狙われて次々と失点を重ねた。

 黒田監督は試合後「早い段階での退場が最終的には大きかった。11人いても新潟さんのポゼッションはかなり質が高く、ボールを奪うのは難しい。1人少なくなり、余計に自分たちを苦しめてしまった」と振り返った。新潟にはこれで監督就任後の公式戦1分け3敗となり、相性の悪さが浮き彫りになる結果となった。

 8日にホームで戦う第2戦は、5点ビハインドという極めて厳しい状況で迎える。「プロ選手としてこの屈辱的な状況でいいのか、と選手たちに話した」という黒田監督は「ホーム戦でしっかりと結果を出して、勢いをつけてリーグ戦に戻っていくことを見せなければ誰も納得できない」と奮起を誓った。

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