サッカー日本代表は5日に埼玉スタジアムで、26年W杯アジア最終予選の初戦として中国戦に臨む。4日には会場で前日会見が行われ、中国代表はブランコ・イバンコビッチ監督とFWウー・レイ（上海海港）が出席した。
イバンコビッチ監督が打倒日本へ意気込んだ。「日本はアジアのトップチームの一つだけでなく、世界でもトップのチームの一つ。カタールのW杯でも非常に良い結果を残している」と評価し、「日本は強いチームなので、明日のピッチで良くなると思う。私たちにとってはチャレンジだが、しっかりと戦っていきたい」と語った。
クロアチアのアシスタントコーチだった98年W杯フランス大会、イランの監督を務めた05年W杯ドイツ大会アジア最終予選で日本に勝利。前回大会ではオマーン代表の指揮を執り、最終予選では1―0で撃破した。
今年2月に中国代表監督に就任。「私は日本代表との試合の経験が豊富にある。ただ、日本も98年W杯以降、大きく成長している。ジーコ監督の時代から多くの選手が伸びていると思う。私たちにとって最も大事なのは選手が明日ピッチの上でトレーニングで培った技術や理解したことを本番で実戦するということ。また、勇敢に戦うということ。それも重要だと思う」と初戦を見据えた。