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鎌田大地 クリスタルパレス移籍の裏側を告白 ラツィオ時代にかけられた恩師からの言葉とは…

スポニチアネックス 2024年9月5日 6時33分

 サッカー日本代表MF鎌田大地(28=クリスタルパレス)は、ABEMA(アベマ)で3日から放送された密着インタビュー番組「鎌田大地 孤高の天才の思考」に出演。今夏のクリスタルパレス移籍の裏側について明かした。

 鎌田は今夏のクリスタルパレス移籍について「僕は結構前にサインしていたんですよ。発表を7月1日にするねと言われていて、サインした時にはお世話になった人達には報告していた」と告白。続けて「その前の年が同じように決まっていて、(お世話になった人達に)報告していたけど結局はそのチームに移籍しなかった。(だから今回も)発表がないからみんな“本当に大丈夫なのか”と思ってたらしいです」といった裏話を披露した。

 番組では土壇場で破談となったクラブ名こそ明かさなかったが、鎌田は昨夏にセリエAの名門ACミラン入団が秒読みとされていたが強化担当者の交代などがあって実現せず。Aマドリード(スペイン)をはじめ多くのビッグクラブが争奪戦を繰り広げる中、最終的に同じセリエAのラツィオへと移籍。ラツィオには3年延長のオプションが付いた1年契約加入したが、契約延長で合意できず、わずか1年での退団が決定。Eフランクフルト時代の恩師グラスナー監督が率いるクリスタルパレスで再出発を図ることになった。

 その恩師グラスナー監督について鎌田は「僕がラツィオで試合に出ていない時から声をかけてくれた。来年の夏に大地が欲しい!という話しが来て、強化部長と話し合ってみてもいい?という感じから始まりましたね」と言及。昨シーズンの冬から勧誘を受けていたことを明かし「1回ローマでビデオ通話をしました。彼の戦術はしっかりしていて、それを1から理解するのは時間がかかる。プレミアに関してはシーズンに入ると忙しいし、今年はユーロ(EURO)もあって準備期間が短い。だから自分の戦術を知っている選手がいいという内容でした」と説明した。

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