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大谷翔平に次ぐナ・リーグMVP候補 メッツ・リンドア、評価が高まる守備での貢献度

スポニチアネックス 2024年9月5日 8時10分

 ナ・リーグで大谷翔平選手に次ぐMVPの有力候補と、特に米東海岸での評価が高いメッツのフランシスコ・リンドア内野手の貢献が話題を呼んでいる。

 もちろんメジャー史上初の50本塁打―50盗塁に迫る大谷が本命であることに変わりはない。ただ、リンドアはすでに30本塁打、26盗塁をマークしているだけでなく、守備陣の鍵になるショートストップとしての守備への評価も高い。

 その点に関して4日(日本時間5日)、ホームでのレッドソックス戦前の会見でメッツのカルロス・メンドーサ監督に質問が飛んだ。そこでメンドーサ監督は「単に守備をするというだけではなく、(リンドアの)守備はエリートだ」と絶賛。「周囲の選手もベターにしてくれる。彼は内野陣のQB。統率し、状況を認識し、正しい方法でプレーする。適切な塁に送球する。間に合わない塁には投げない。簡単なプレー、難しいプレーをこなすだけではなく、イニング間のダグアウトでスカウティングレポートに関する話し合いもしてくれる。フィールド内外で多くをもたらしてくれるのは印象的だ」と自軍のショートストップの貢献度を説明した。

 実際に今季のリンドアはゴールドグラブ賞も有力と称されている。30-30に加え、遊撃手としてのゴールドグラブ賞という勲章が加われば、高評価されるのは当然。チームのプレーオフ争いに加え、MVPレースにも参戦し、シーズン終盤、そのプレーにはこれまで以上の注目が集まりそうだ。

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