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ブレーブスのクリス・セールがナ・リーグ投手3冠、サイヤング賞争いでも最有力

スポニチアネックス 2024年9月5日 8時20分

 ブレーブスの左腕クリス・セール(35)が3日(日本時間4日)のロッキーズ戦で、7回無失点9奪三振の好投で勝利投手。今季の成績は16勝3敗、防御率2・46、206奪三振となり、ナ・リーグで投手の3冠になっている。

 大リーグ公式サイトはサイヤング賞争いでもライバルのフィリーズのザック・ウィーラー、パイレーツのポール・スキーンズらに対し優位と報じている。加えてセールは1912年以来(自責点がナ・リーグで公式統計として認められてから)、15試合連続で自責点2以下だった初めてのブレーブスの投手。以前の記録は、1939年にボストン・ビーズ(ブレーブスの前身)のルー・フェッテが達成した14試合だった。メジャーの投手3冠は勝利数、奪三振数、防御率。過去の達成者は28人で、最近の達成者は20年のシェーン・ビーバー、11年のジャスティン・バーランダーとクレイトン・カーショーだ。

 セールは、過去4年間はケガに苦しみ、20年から23年はトータルで151イニングしか投げられなかった。それが今季はすでに160・2イニングで、ナ・リーグトップの投手成績、見事な復活を遂げた。ちなみにサイヤング賞に関しては、過去7シーズンで投票対象になり、17年はア・リーグ2位、14年はア・リーグ3位だったが、1位になったことは一度もない。

 「今の自分に満足しています。野球を楽しめている。(記録については)シーズンが終われば、感謝の気持ちが湧いてくると思う」と本人は話している。

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