ドジャースのデーブ・ロバーツ監督（52）が4日（日本時間5日）、敵地でのエンゼルス戦前に取材対応。右肩腱板損傷で負傷者リスト（IL）入りしている山本由伸投手（26）が10日（同11日）のカブス戦で先発としてメジャー復帰すると明言した。
山本は3日に3Aオクラホマシティーの一員としてアストロズ傘下3Aシュガーランド戦に先発して2度目のリハビリ登板。最速96.7マイル（約155.6キロ）を計測し2回53球で2安打2失点、2四球3奪三振だった。
ロバーツ監督は「（打者1人に）17球投げた打席があったので2イニングしか投げられなかったが“ヨシモード”を保った。今日はキャッチボールをしていると思う。今週末に（本拠で）ブルペンに入るだろう。（チームがポストシーズンに進出すれば）初めてのポストシーズン登板になるけど、彼はこれまで（日本で）重要な試合に投げている。（メジャー移籍後最速となる98.4マイルをマークし、メジャー自身最多の106球を投じた）ヤンキースとの試合での登板は今季チームの先発で1番良い内容だった。ヤンキース戦で98マイルの速球を投げたことがケガの要因になったとは思わない」と話した。
初回に2点を失い、2回も先頭に17球粘られて四球も1死から連続三振。次回登板でメジャー復帰の可能性があり「内容は良くなかったが、次につながる感覚はあった。準備はできていると思う」と話していた。
カブスの今永昇太投手はこの日のパイレーツ戦に先発。中5日の登板間隔なら山本と投げ合う可能性もある。