サッカー専門誌フランス・フットボールは4日、同誌が選定する2023～24年シーズンの世界最優秀選手「バロンドール」の男女候補各30人を発表した。
男子は昨季の欧州チャンピオンズリーグ（CL）を制したレアル・マドリード（スペイン）からイングランド代表MFベリンガムやブラジル代表FWビニシウス、スペイン代表DFカルバハルらが入った。最多8度受賞のアルゼンチン代表FWメッシ（マイアミ）、5度受賞のポルトガル代表FWのC・ロナウド（アルナスル）はともに選外。サッカー界で一時代を築いた2人のスーパースターがそろって候補に入らないのは、両選手が頭角を表す前の03年以来となった。
今回のバロンドールは本命不在と言われ、有力候補にはRマドリードの上記3人に加え、マンチェスターCのプレミアリーグ4連覇やスペイン代表の欧州選手権制覇を支えたMFロドリの名前も挙がっている。
女子はパリ五輪で優勝した米国代表からFWロッドマン（ワシントン・スピリット）やFWスワンソン（シカゴ・レッドスターズ）らが名を連ね、なでしこジャパンのMF長谷川唯（マンチェスター・シティー）も昨年に続いて2年連続で候補入りした。受賞者は10月28日に発表される。