全日本プロレスは5日、都内で16日の大阪鶴見大会で行う世界ジュニアヘビー級選手権の記者会見を行った。
3度目の防衛の王者・“ミスター斉藤”土井成樹と挑戦者の佐藤光留が出席。4度目の戴冠を目指す挑戦者が「土井選手とは同学年でデビューも2000年など共通点が多い。ジュニア選手として完成度、スタイルを持っている。キャリアも裏付けされて凄いと思う」と一方的によいしょを展開する。さらに「自分が地球ならば土井選手は太陽系。スケールが大きい」と続けた。
これに王者の土井も「タイトル戦が決まり年とかキャリアとか関係ない」というといきなりスーツの下には着ていた佐藤が製作した黒いTシャツを披露。「わざわざ買った。凄くかっこいいし、佐藤選手から何かを盗みたいし、挑戦者としてぶつかりたい」とこちらも佐藤を持ち上げる。その後もひたすら褒め殺し。16日のタイトル戦で果たして激しい戦いになるのか。