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横浜FC 選手ら誹謗中傷投稿した個人を「特定」法的措置へ 対戦クラブが全面協力、事情聴取も実施

スポニチアネックス 2024年9月5日 16時39分

 横浜FCは5日、公式サイトを更新。8月10日に行われた長崎戦後、SNS上で所属選手らに対する誹謗中傷が投稿されたことについて、対応状況を発表した。対戦相手の長崎も同日、公式サイトで調査協力を報告した。

 クラブは8月10日に「内容は極めて悪質なものであり、クラブとして決して看過することはできません。今後はJリーグをはじめとした各所と連携し、法的措置も含めた適切な対応を取ってまいります」としていた。

 今回の発表では「弊クラブ所属選手や家族近親者、審判団に対する誹謗中傷が確認された」とし、「V・ファーレン長崎協力のもと、投稿をおこなった個人の特定が完了」したと明らかにした。

 また、長崎の発表によると「横浜FCと法的措置に全面的に協力することで合意の上、弊クラブ関係者にて、投稿者を特定」し、「投稿者である本人に弊クラブで事情聴取を実施」したという。「今回の投稿は、極めて悪質でありクラブとして容認できないこと、また、再発の場合は入場禁止も含めて処分すること、横浜FCの法的措置に全面的に協力する旨の通達。本人に対して厳重な注意を行いました」とした。

 横浜は投稿した個人に対し、「顧問弁護士とともに法的措置の準備をしております」とした上で、「投稿をおこなった個人の特定に際し、V・ファーレン長崎より全面的な協力を賜りました。この場で改めてお礼申し上げます」と長崎側の協力に謝意を示した。

 「また、本事案発生後、横浜FC公式サイト内のお問い合わせフォームより別の事案として弊クラブ所属選手への誹謗中傷が寄せられたことが確認されました」と別の事案も判明したという。

 「そちらの事象につきましても、内容は極めて悪質なものであり、現在までにJリーグ、顧問弁護士、警察と連携して個人の特定、および法的措置を検討しております。横浜FCでは今後も選手やスタッフ等に対する侮辱や脅迫を含む誹謗中傷行為等へは法的措置を含めて厳しく対応をおこなってまいります」と毅然と対応する方針。

 「重ねてのお願いとなりますが、ファン・サポーターの皆さまにおかれましては、常にリスペクトの精神をもち、節度ある言動をお願いいたします」と結んだ。

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