TBSの10月期改編説明会が5日、東京・赤坂の同局で行われ、「巷のウワサ大検証！それって実際どうなの会」を、10月から新たにレギュラー番組として放送すると発表した。
中京テレビ制作で日本テレビ系で放送され、深夜で人気を博したバラエティー番組「それって実際!?どうなの課」が3月いっぱいで終了。ところが、TBSで、6月3日にゴールデン枠で特別番組として「巷のウワサ大検証！それって実際どうなの会」が放送され、タイトルが似ているだけでなく、俳優の生瀬勝久が司会、お笑いトリオ「森三中」の大島美幸が出演するなど、出演者も内容もほとんど変わっていなかったため「局をまたぐ異例の移籍か？！」と話題になった。
番組の“異例の移籍”、レギュラー化について、コンテンツ戦略部長の三島圭太氏は、「（過去に）多くはないとは思いますが、初めてではないです」と説明した。
自身が過去に担当し、現在日本テレビ系で放送されている「旅猿」を例に挙げ、「実は最初の放送、1回目はTBSなんです。ただ、いろんな経緯があって、日本テレビさんで放送されることになったので、初めてではないです。ただ、ものすごいたくさんあるかというとそうでもという感じです」とした。TBSでは特番で1度放送されたという。
また、他局からの移籍経緯については「中京テレビさんとコミュニケーションをとらさせていただきましたが、詳細についてはお答えを差し控えるということになっておりますので…詳細はお答えし兼ねる」と回答。その上で「シンプルに魅力あるコンテンツを編成し、放送するのが我々の責務ですので、それを追求したということに尽きると思います」とした。
この日、TBSは10月からのレギュラー化を発表し、「（特番での）たくさんの好評の声を受けてレギュラー化が決定した」と説明。司会の生瀬勝久、レギュラー出演している俳優・満島真之介、大島美幸の出演続行も発表した。