◇ウエスタン・リーグ ソフトバンク4―0オリックス（2024年9月5日 タマスタ筑後）
ソフトバンクのドラフト1位左腕・前田悠伍投手（19）がウエスタン・リーグのオリックス戦に先発。試合がなかった1軍から小久保監督と倉野投手コーチが見つめる中、プロ入り後最長の8回を投げ球数は112。5安打3奪三振無失点の好投だった。防御率は1・75になった。「9回は自分的にはいきたいなと思ったんですけど、球数が少し多くなってしまった。それで交代にはなりましたけど、まだいける体力は残っていました」と話した。
序盤は安打を浴びる場面もあったが粘ると、4回から7回からはパーフェクトに抑える好投だった。小久保監督は「あんまり調子自体は良くなかったと思うので、それでも抑えるのは非凡なものがあるというところでしょう」とコメント。今後の起用についてを問われると「まだまだ」と話すにとどめた。
1軍への階段を少しずつ上っている前田悠。「最初の頃に比べればバッターを抑えれるようになってきました。またまだ出力不足な部分はたくさんあるんですけど、少し抑えれるようになったので。最初の頃より自分では（1軍が）近づいているのかなとは思います」と語った。