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2発POMの南野「アウェーでの彼らのパフォーマンスは今日と違う」中国に大勝も気を引き締め直す

スポニチアネックス 2024年9月5日 22時45分

 ◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本7-0中国(2024年9月5日 埼玉スタジアム)

 サッカー日本代表は5日、26年W杯北中米大会アジア最終予選の初戦で中国と対戦。後半にMF南野拓実(29=モナコ)が2得点を挙げた。これで高原直泰に並ぶ歴代11位のAマッチ通算23得点とした。試合後にはプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選ばれた。

 試合後、南野は「最終予選の初戦、前回大会も経験しているし、前回は黒星スタートだった。気を引き締めて、立ち上がりから90分通して良い試合ができた」と試合を振り返った。

 中国の印象については「試合前のミーティングからフィジカル、技術で優れている選手がいると。狙いを持ったロングボールとか1対1のフィジカルの強さを発揮していた。僕たちにとって厄介な試合。でもゴールを重ねるごとに、僕たちに優位な試合展開になった」と評した。その上で「でもアウェーでの彼らのパフォーマンスは今日とは違う」と気を引き締め直した。

 この日のシステムは3ー4ー2ー1。「今日のシステムはモナコでも昨年何度かプレーしていたシステム。個人的にはスムーズに入れた。前半からブロックしていた相手に対して、僕たちは技術があるので、走り回ってスペースを作る、スペースに入るということを意識した。前半もチャンスがあったが、後半に周りの選手のおかげで実った」と語った。

 森保ジャパン最多得点を挙げている南野が自身の記録を更新した。2ー0で迎えた後半7分。三笘のスルーパスに抜け出すと、ファーストタッチで相手DFの股を抜き、右足でファーサイドを射貫くスーパーゴール。さらに後半13分にはこぼれ球を拾ってペナルティエリア中央に切り込むと、再び右足を振り抜きゴール右下に決めた。

 ▽2026年W杯北中米3カ国大会アジア最終予選 18チームが3組(A~C)に分かれ、各組2位までが出場権を獲得。3、4位はプレーオフに回る。プレーオフでは6チームが2組に分かれ、各組1位が出場権を獲得。各組2位同士で9位決定戦を行い、勝者が大陸間プレーオフに進む。最大9チームが出場権を得る。

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