◇W杯北中米大会アジア最終予選Ｃ組 日本7－0中国（2024年9月5日 埼玉スタジアム）
サッカー日本代表は5日、26年北中米大会アジア最終予選の初戦で中国と対戦し7ー0で大勝。MF久保建英（23＝Rソシエダード）が後半アディショナルタイムに自身最終予選初となる得点を挙げ、得点ラッシュを締めくくった。
前半12分には左CKから高精度のキックを中央に供給し、遠藤の先制ヘッドをアシストした。「セットプレーの練習通り」と話したが、所属チームのRソシエダードでは最近はセットプレーのキッカーをなかなか任されていないということもあり「監督がね、見てくれたらいいんですけどね」と笑わせた。
以前ほど自分がやらなかければいけないという気負いが減り、自然体で臨んでいる。「大人になったというのが一つと、あとはやっぱり余裕もあるので。特に僕が僕が、というのはない。チームスポーツなんで」と自身のメンタル的な変化を口にした。
とはいえ、大差がついたなかで最後はゴールが欲しかったのかを問われると、「ですね。途中から得点の掲示板見たら“あれ？僕の名前ないな”って。だから最後良かったです」と笑わせた。
6ー0の後半アディショナルタイムに左サイドの伊東のパスを中央で受けると、中に切り込んで左足で決めた。代表では1月のアジア杯決勝トーナメント1回戦バーレーン戦以来のゴール。久保は「ファーストタッチで相手の前に入って余裕を持って狙うことができた」と振り返った。