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久保建英 そろそろバロンドール候補の「30人の中に入りたい。圧倒的な2強もいなくなりましたし」

スポニチアネックス 2024年9月5日 23時30分

 ◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本7-0中国(2024年9月5日 埼玉スタジアム)

 サッカー日本代表は5日、26年北中米大会アジア最終予選の初戦で中国と対戦し7ー0で大勝。MF久保建英(23=Rソシエダード)が後半アディショナルタイムに自身最終予選初となる得点を挙げ、得点ラッシュを締めくくった。

 前半12分には左CKから高精度のキックを中央に供給し、遠藤の先制ヘッドをアシスト。後半32分に伊東の復活ゴールをアシストすると、6ー0の後半アディショナルタイムには左サイドの伊東のパスを中央で受け、中に切り込んで左足でゴール。代表では1月のアジア杯決勝トーナメント1回戦バーレーン戦以来のゴールとなった。

 以前ほど自分がやらなかければいけないという気負いが減り、自然体で臨んでいる。「大人になったというのが一つと、あとはやっぱり余裕もあるので。特に僕が僕が、というのはない。チームスポーツなんで」と自身のメンタル的な変化を感じている。

 海の向こうではバロンドールのノミネートが発表された。「そろそろ来年、再来年あたりには欲を言えば(候補)30人の中に入りたい。女子では長谷川唯選手も入っていますし、男子も僕も含めて、食い込んでいけるような時代にはなっていると思う。それこそ圧倒的な2強(メッシ、Cロナウド)もいなくなりましたし。寂しい気もしますけど、僕らみたいな若手にはチャンスだと思う。そこに選ばれるように。ラ・リーガのライバルも何人か選ばれている」と野望を隠さない。

 周りを生かしながら自分も生きる。「内心は俺が俺が、ですけど、俺が俺が、が正解じゃないときもある。チームが勝つためにできるだけ僕が最適解だと思うプレーをいつもするようにしています」と話した23歳は「人生一度きりなので。逆に一度きりだから人生面白いんじゃないですか」と笑った。

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